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* 2005年6月4日(土) 坂川さんの写真展
* 2005年5月18日(水) 見通し
* 2005年5月13日(金) 韋駄天女
* 2005年5月11日(水) 旧交から新交へ
* 2005年5月9日(月) 事件と怒り

旧交から新交へ
夕方、弁護士をやっている高校時代の同級生に会いに、
半蔵門まで出かけた。
何年ぶりだろう。同窓会で最後に会ってから
少なくとも15年は経っている。
しかし、会ったとたんに気持ちを開けるのが、うれしい。
彼女の旦那さんはやはり弁護士だが、他の弁護士さんたちと
共同で事務所をつくり、それぞれ独立した仕事をしている。

きのう久しぶりに電話をして、ざっと現状を説明すると、
ともかく会いましょうと言ってくれたのだ。
なにぶん事は本の流通にかかわることだから、
普通の人(弁護士も含めて)にはわかりにくい仕組みがある。
これまで何人かの弁護士に説明してきたが、
そのわかりにくさは、出版社にとって取次への納品が、
純然たる商品(書籍)の売り渡しではない、
ということからきている。
つまり、売上げはいったん立っても、書店から返品があれば
その分が帳消しになり、逆に書店に返金するという仕組みが、
この世界を独特と言えば聞こえがいいが、一種異様なものに
しているのだ。
それを、みんなで寄ってたかって作り上げている〈業界〉。
問題の根は深い。

しかし、彼女は客観的な目で私の話を聞き、そして
非常に有益なサジェストをしてくれた。ありがとう!
きょうは緊急の案件しか話せなかったけれど、
今度ゆっくり他の話もしたいものだ。



2005年5月11日(水) No.33

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